2018年4月16日放送のきょうの健康
今週はよく知られていない
ガンについての特集です
初日は悪性脳腫瘍について
教えてくれるのは
国立がん研究センターの成田善孝先生。

 

 

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悪性脳腫瘍とは?

脳腫瘍と判断されるのは年間で
約2万人程度、その約半分が悪性脳腫瘍。

 

 

 

悪性脳腫瘍で最も多いタイプが
神経膠腫といい、年間10万人あたり
4~5人が発症する。

 

 

 

希少ガンとも呼ばれていて
年間の発生率が10万人あたり6人未満
数が少ないために診療や治療上の課題が
他のガンに比べて大きい。

 

 

 

脳腫瘍という病気は、脳やその周辺に
出来る腫瘍で
・転移性脳腫瘍
・原発性脳腫瘍

良性か悪性かに分けられる
悪性脳腫瘍を脳がんという
言い方をするときもあり
急速に増大し正常組織との境目が曖昧
再発しやすいという特徴がある。

 

 

 

原発性脳腫瘍のタイプとして
・髄膜腫 38%
・神経膠腫 29% グリオーマとも言われる
・下垂体腺腫 16%
・神経鞘腫 8%
・中枢神経系悪性リンパ腫 2%

 

 

 

悪性のものは、神経膠腫と
中枢神経系悪性リンパ腫です。

 

 

 

脳腫瘍の症状というのは多くの場合
初期から現れてこの時点では
悪性良性に違いはない。

 

 

 

脳腫瘍の症状はこれだけあります

 

 

 

また片足立ちでチェックする方法もある
きちんと立てない場合や
箸やペンがちゃんと持てない
使えないといった場合は
脳の異常があるかもしれません。

 

 

 

これらは脳梗塞や脳出血と同様の症状
脳梗塞や脳出血は急速に起こるが
脳腫瘍の場合は徐々に起こる

 

 

 

しかし最も悪性度が高い脳腫瘍の
タイプである膠芽腫の場合
肇は軽い症状でも2~3週間ほどで
進行してしまいます。

 

 

 

脳腫瘍の診断は
・問診
・神経学的検査
・画像検査
・病理検査

という事を行います。

 

 

 

脳腫瘍の手術の種類はこれだけあります

 

 

 

神経膠腫の場合はがんと正常な
細胞の境目がわかりにくいので
手術が終わった後は化学療法や
放射線治療を行います

治療後は定期的にMRIで再発を
チェックしていきます。

 

 

 

また神経膠腫は治療後20年経っても
再発することがありますので
少なくとも10年間は年1回通院を
する必要があるとのこと。

 

 

 

2018年4月17日放送 2日目 小腸がん

本間義崇先生に変わります
小腸がんの発症率ですが
アメリカのデータは10万人あたり
男性が2.6人、女性が1.7人
というデータがあり極めて
珍しいがんです。

 

 

 

外からの刺激があまりなくて
ガンになりにくいと言われている。

 

 

 

小腸がんの症状はこうなっている

 

 

 

早期発見が難しいがんでもあります
初期に自覚症状が出にくく
小腸は通常の内視鏡が届かない
という事があるためです。

 

 

 

小腸の役割ですが食べ物の栄養を
吸収してくれる器官で
消化を助ける内分泌細胞
というものがあります、小腸がんで
特に多いタイプが
神経内分泌腫瘍とよばれるもの。

 

 

 

もう一つが腺がん、粘膜のそうから
生じる腫瘍です。

 

 

 

神経内分泌腫瘍にも種類があり
・NET
比較的進行がゆっくりで
ホルモンの分泌をおかしくさせる
ホルモン産生症状が出てくる
セロトニンが多く放出されて
顔の紅潮やほてり、下痢や腹痛
という症状が出てくる。

 

 

 

また肝臓に転移をしやすいので
肝機能の異常で見つかる事もある。

 

 

 

・NEC
ホルモン産生症状が出る事はまれで
進行が速く初期から転移しやすい

 

 

 

・腺がん
腫瘍の増大による症状で見つかる事が多い
少し悪性度が高い

 

 

 

腺がんを発症しやすい人もいる

 

 

 

小腸がんの診断は
・問診
・カプセル内視鏡
・Wバルーン内視鏡
・ソマトスタチン受容体シンチグラフィー

という事をします。

 

 

 

小腸がんの治療はこうなっている


腺がんの場合は、がんが浅い部分に
留まっている場合は内視鏡治療が
可能になります。

 

 

 

さらに深い場合は手術によって
完全に切除する必要がある
転移してしまっている場合は
抗がん剤治療を行います。

 

 

 

2018年4月18日放送 3日目 肉腫(サルコ―マ)

川井章先生に変わります
肉腫の特徴としては患者数が
少ない希少ガンの一つ
多くの種類に分類されます。

 

 

 

肉腫は骨の肉腫が25%で筋肉や脂肪
血管などにできる軟部肉腫が75%と
なっている。

 

 

 

骨の肉腫はこれだけ分けられている

実はもっと多い種類があるそうです
細かく分類すると、という話ですが。

 

 

 

症状で最も多いのが腫れや痛み
異常に長く続く場合は注意
骨折や発熱、という症状もある
10代の男性に比較的多い。

 

 

 

軟部肉腫はこれだけ分けられている

 

 

 

症状で比較的多いのが
痛みのないしこりや腫れが出てくる
段々大きくなったりするしこり
5㎝以上のしこりは要注意。

 

 

 

肉腫の診断は
・問診
・血液検査
・画像検査
・生検

等を行います。

 

 

 

肉腫の治療ですが、腫瘍の
悪性度や大きさ、部位や転移の有無
これらを加味してステージ1~4に
分類していきます、それによって
治療法も変わってくる。

 

 

 

最も重要な治療は外科手術
他にも抗がん剤や
放射線治療もあります。

 

 

 

治療比率もこのように
ステージ別で変わってきます

 

 

 

肉腫の5年生存率ですが
骨の肉腫で6割から7割
軟部肉腫で7割から8割
このように言われております。

 

 

 

肉腫治療に期待が持てる抗がん剤が
近年登場しています

 

 

 

2016年からは切除不適応な肉腫に対し
重粒子線治療が保険適用となった。

 

 

 

2018年4月19日放送 4日目 悪性リンパ腫

伊豆津宏二先生に変わります。
悪性リンパ腫の患者数ですが
年間約3万人が悪性リンパ腫と
診断されています、高齢者の
男性に多いと言われている。

 

 

 

悪性リンパ腫というのは

人体にリンパ管やリンパ節は
これだけあります

 

 

 

悪性リンパ腫のタイプですが
70種類以上のものに分けられるという
・非ホジキンリンパ腫 9割以上

上から順番に患者数が多い。
・ホジキンリンパ腫 1割

 

 

 

悪性リンパ腫の主な症状ですが
最も多いのが、リンパ節の腫れやしこり
痛みはないことが多いそうです。

 

 

 

続いて発熱や体重減少、大量の寝汗
というのが症状としてある。

 

 

 

リンパ節は多くありますが
気付きやすい場所として
首やわきの下、太ももの付け根
等があります。

 

 

 

リンパ節の腫れが2~3㎝以上になると
悪性リンパ腫の可能性が高くなる

 

 

 

悪性リンパ腫の検査はこうなっている

タイプ別の悪性度はこう

 

 

 

悪性リンパ腫の治療は薬による
治療が多いという
薬や放射線治療、造血幹細胞移植
という事が行われます。

 

 

 

抗がん剤による全身治療が使われる

 

 

 

CTやPET-CTで病変がどうなっているか
確認をして画像に映っていなければ
寛解という事になるそうです。

 

 

 

副作用は、脱毛、吐き気
手足の痺れ、便秘
白血球の減少⇒感染症を患いやすい。

 

 

 

心臓や腎臓に持病がある人は
抗がん剤による副作用が
強く出ることがあるそうです。

 

 

 

放射線治療は腫瘍の成長を遅らせたり
縮小させるために行う治療
いわゆる局所治療ですね。

 

 

 

造血幹細胞移植は自家移植
再発をした場合に行われる。

 

 

 

治療がどれだけ効いているのか?
一番多いとされている
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫では
約8割が寛解で、約6割が治癒
という実績がある
という。

 

 

 

ろ胞性リンパ腫の場合は、びまん性と
同じくR-CHOP療法などが行われる。

 

 

 

非常にゆっくりと進行するリンパ腫なので
症状がなく病変が非常に
小さい場合は治療を行わず
経過観察することもある。

 

 

 

MALTリンパ腫、これは胃に出来る
事が多い腫瘍で、ピロリ菌が
関係している、除菌する事によって
治癒させることができるという。

 

 

 

悪性リンパ腫の最新情報がこちら

 

 

 

 

 

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