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アトピー性皮膚炎で皮膚バリアを強くするために必要なことは?ステロイド治療についても

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2015年7月13日放送のきょうの健康、アトピー性皮膚炎について。
2日間にわたっての特集です、1日目は皮膚バリアを強くする。
教えてくれる先生は、東京逓信病院副院長、江藤隆史さん。


 

 

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アトピー性皮膚炎って?

アトピー性皮膚炎と一言でいいますが、なっている人は
夜も眠れない位に皮膚がかゆくなり、人目につく肌が赤くなり
それが見られたくなくて、学校は不登校になったり
結婚就職をあきらめたりという事があるようです。
それほど深刻な病気でもあります。

 

 

 

現在は完治という治療法はないんですが、正しい治療法と
スキンケアをしっかりすることで、症状を抑えて
付き合っていけば、普通の人と変わりない生活ができます。

 

 

 

皮膚バリアが低下すると

苔癬化(たいせんか)と言って、皮膚が赤くなりその赤い部分が
少しぶくっと膨れたような状態になっていることを言います。
広範囲にというのもそれに入っているかと思います。
皮膚バリアが著しく弱っている状態です。

 

 

 

この皮膚バリアって厚さは0.02㎜なんです、とっても薄いです・・・
健康な人の皮膚の構造はこうなっています。
DSC_0176
皮脂膜、各層、顆粒層、これらが皮膚バリアとよばれるものです。
きめが細かく並んでいることで皮膚を守っていると。

 

 

 

しっかりしていると細菌やアレルゲンの侵入を防ぎ
中からの水分が蒸発していくのも防ぎます。
一方でアトピー性皮膚炎の方の皮膚はどうなっているかというとこう。
DSC_0177
バラバラになっていますね、皮膚バリアが。
ここから細菌やアレルゲンが侵入し、乾燥したりするので
かゆみが起きます。
知覚神経が伸びていますが、これがかゆみをさらに増したりします。

 

 

 

どうして皮膚バリアは乱れてしまうのか?

角質の細胞を拡大してみます。
DSC_0178
この角質は、つきたての餅のように柔らかいようです。
これは天然保湿成分があるため。

 

 

 

一方のアトピー性皮膚炎の角質は、保湿成分が少なくて
乾燥したお餅みたいな状態なんだそうです。
更に角質だけを拡大してみると
DSC_0179
健康な皮膚だとセラミドというのが、水分を捕まえている状態に
見えますね、なので角質に保湿があるんです。
アトピー性皮膚炎の角質は、セラミドが不足しているので
水分が少ないので、乾燥している状態が続くと。

 

 

 

皮膚バリアを強くすることは出来るのか?

アトピー性皮膚炎の方の皮膚バリアを健康な人のレベルに
させることは不可能ですが、スキンケアで治療をすることで
ある程度バリアを強くすることができます。

 

 

 

大事なことは洗う事と、保湿することです。
肌を洗うときに正しいのはどちらか?
・石鹸とナイロンタオルでごしごし洗う
・石鹸を使わず湯で流す

どちらが肌に良いのかというと、どちらも×なんです。

 

 

 

正しい肌の洗い方

ナイロン生地の泡立てスポンジ、なければ普通のタオルでも
いいんですが、これを水につけます。
その上に石鹸をたらし、良くもむと泡が出てきます。

 

 

 

その泡を肌の上に乗せ、なでるように肌をこすり洗うと。
これだと皮膚バリアを傷つけなくて済みます。
そしてお湯で石鹸成分がなくなる位洗って、タオルで
こするのではなく、押すように拭く、肌を傷つけないように。

 

 

 

洗い終わってからは保湿

洗い終わると肌はこのようになります(多分アトピー性皮膚炎の方の肌かと)
DSC_0180
洗い終わってすぐは潤っていますが、20分も経つと乾燥し
洗う前よりも乾燥してしまいます。
なので、お風呂にあがった直後に保湿をするという事です。

 

 

 

どういう保湿剤がいいのかというと、ワセリンのようなものでも
良いようです、市販の乳液、オイルでもいいです。
1日2回は最低使うのがいいと。

 

 

 

汗についてはどうか?

汗はアトピー性皮膚炎にはよくないとのこと、汗をかかないように
指導することもあったようですが、ある実験で
汗をかかない患者さんより、汗をかくように指導した患者さんの方が
症状が改善されたというデータもあります。

 

 

 

決して汗は悪者ではなく、汗をかくことで健康な皮膚に戻ったという
証明にもなりますので、汗自身が皮膚を潤わせる水分の役目もありますが
汗をずっと肌に残しておくと、肌に刺激になりますので
汗をかいたらできるだけこまめにシャワーを浴びるか
その都度ふき取るなどをしてください。

 

 

 

2015年7月14日放送 2日目 ステロイドの疑問解決

・治療の3本柱
DSC_0193
前回の放送ではスキンケアについての話が多かったですね。
そのほかには、悪化因子の除去、薬物療法というのが大切なんですね。

 

 

 

アトピー性皮膚炎の主な薬がこちら。
DSC_0194
一番よく使われているのがステロイド薬、だけど
このステロイド薬については、絶対に使いたくない
間違った知識を覚えて誤解をされている方もいるそうです。

 

 

 

ステロイド外用薬を長く使う事で

・皮膚が厚く、硬くなる
・色素沈着で黒くなる

というような事を言われる方、一般の方もそうですが
お医者さんの中にもこのように言われる方がいるそうです。

 

 

 

だけどこのような話というのはないとのこと。
ステロイドを長期間使っていると、肌が黒くなるのではなくて
白くなり薄くなっていくというのはあるんです。

 

 

 

どうして黒くなる人がいるのか?

それはステロイドを使っているんですが、その量や強さが不十分で
効果が十分に発揮されていないというのが考えられるとのこと。

 

 

 

そのため炎症が完全に治まらずに、炭火のような炎症が
肌にずっと残っている状態で、これが長い時間をかけて
皮膚が厚くなったり、黒っぽくなったりするそうです。

 

 

 

ステロイド外用薬の主な副作用

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これらの副作用は顔に出ることが多いとのこと。
なので顔の治療には向いていない場合があったんですが
タクロリムス外用薬が登場してからは、顔の治療も
かなり行いやすくなったようです。
タクロリムス外用薬には、上記の副作用がありませんので。

 

 

 

患者さんというのは他にも疑問を持っています。
ステロイドの成分が体に蓄積するのでは?ということ。
ですが結論から言うと、ステロイドは
速やかに分解され蓄積されないです!

 

 

 

また、ステロイドを使っている人からもこういう声が。
・ステロイドを使ってもよくならない
・いつも余ってしまう
・いつまで使えばいいのか?

という声です。

 

 

 

使ってもよくならない、余ってしまう

江藤先生は患者さんに処方した1か月分の薬を使ったら
持ってきてほしいと伝え、空になった薬の容器を持ってきました。

 

 

 

頭や体に塗る薬で、種類は4種類くらいです。
ステロイドの吸収率というのは、肌の部位によって違います。
DSC_0196
場所によってこれだけ違いが出てくるんですね~
だから何種類もの薬が必要なんだと。

 

 

 

ステロイドの強さも違いがあります。
DSC_0197
塗り薬なんですけど、あれだけの量1か月で使い切れる
わけがない、と思いがちでしょうけど
実際は使い切ってしまうんですって。

 

 

 

我々が普段、薬じゃないとしても何かハンドクリームなどを
つける時は、少量取って手でさ~っと塗っていくことを
やると思いますが、江藤先生は少量ではなくて多めに
塗り薬を取り、十分にぬれている量というのは人差し指の
第一関節位の長さに薬を取り、それを塗りこむのではなくて
さっさっと塗るだけでいいんです。

 

 

 

そして塗った部分にティッシュを付けて引っ付いたくらいが
ちょうどいい量
だとのこと。
だけど塗り込んだ方が薬は浸透するんじゃないか?
そう思うでしょうし、実際には塗り込んだ方がいい薬もあります。

 

 

 

塗り薬の塗り方がこちら
DSC_0198
すりこんでしまうと、患部がむき出しになるんですね。

 

 

 

いつまで使えばいい?

ステロイドを正しく使えばやめていくことも可能ですが、間違った
使い方をしているとやめられないばかりか、症状を悪化
させることもあります。

 

 

 

DSC_0199
このグラフは誤ったステロイドの使い方ですが
ステロイドを塗りだすと個人差はありますけど、大体
1週間くらいでよくなってくるようです。

 

 

 

だけどよくなったな~と思い自分の判断で薬を塗るのをやめて
しまったら、まだあと少しで炎症が治まるという所まで
来たのに、そこからまた炎症が復活してしまいます。

 

 

 

また薬を塗る、良くなる、悪化する、これを繰り返して
その炎症度合というのも、繰り返すごとに増していきます。
やめるどころか、下手をすればずっと続けないといけない状況に
なることだってあるわけです。

 

 

 

望ましい薬の使い方です。
DSC_0200
このような塗り方をして、塗る頻度をよくなったら減らして
様子を見るような感じが理想という事でしょうね。
皮膚にとってもいい状態が続くという事です
以上となります。

 

 

 

 

 

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