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肝臓病の治療、脂肪肝やNASHの予防法は?

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2016年5月9日放送のきょうの健康、今週は
肝臓病について徹底解説がテーマ。
1日目は知っておきたい肝臓の検査。
教えてくれるのは、東京大学大学院の國土典宏先生。


 

 

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肝臓ってそもそもどういう働きをするの?

肝臓は右の脇腹の位置にあります、臓器の中でも
かなり大きい肝臓、重さは1キロほどあり
1分間に1リットルの血液が流れていく。

 

 

 

肝臓の働きってどういう事をしてくれるのか?
肝臓は人体の化学工場と言われていて、血液
等によって運ばれたアルコールなどを解毒する働き
食事で摂ったアミノ酸などを原料にし
体に必要なたんぱく質を作る働き、脂肪の消化吸収を
助ける胆汁を作り出す働き、生命の維持に欠かせない
大きな働きをしています。

 

 

 

人にとっては重要な臓器なんですが、この肝臓が病に
侵されてしまうとなかなか症状が出てくれない
沈黙の臓器とも言われております。

 

 

 

肝臓を守るためには、健康診断を定期的に
受ける必要があります。

 

 

 

大事な臓器ではあるが、余力もある臓器なので
ちょっとやそっとの事では、異常がある
というシグナルを出さないのです。
すぐに出してもらいたいのですが・・・

 

 

 

肝臓が悪くなるとどうなっていくのか?

一番多いのが、肝炎ウイルスが関係する病
そしてアルコールが原因、肥満や一部の薬など。

 

 

 

上記のような事が起こると、肝臓に炎症が起きてきて
慢性肝炎となります、慢性肝炎となると
次に肝硬変となり、その次が肝臓がんというように
順番に肝臓の状態がより悪くなっていく。

 

 

 

肝硬変になっている肝臓の画像を見ると真っ赤に
なっていてこれだとさすがに何らかの症状は
出るだろうと思ったら、なんと初期の肝硬変では
症状がほとんど現れないというのです。

 

 

 

異常を早く見つけるための検査は?

最初は血液検査なのですが、その項目にある
・γ-GTP
・ALT 肝臓が作る酵素
・AST ALTと似たような酵素を出す

という項目の数値を見る必要があります。

 

 

 

医療機関によって数値は多少の異なりはあるが
・ALT 4~43
・AST 7~38
・γ-GTP 男性73以下 女性48以下

というのが基準範囲の数値となっている。

 

 

 

また、ALTがASTよりも数値が高いと、肝炎や
脂肪肝の疑いも出てきます。

 

 

 

肝臓を患う病の原因で一番多い肝炎ウイルス
これを調べるためにも血液検査は必要です。
C型肝炎、B型肝炎とありますからね。

 

 

 

・B型肝炎 HBS抗原
・C型肝炎 HCV抗体

これらを調べて、陽性だと感染の疑いありです。

 

 

 

肝硬変を調べるためには、3つの事を調べる
必要があります。
・アルブミンの低下
・血小板の低下
・総ビリルビンが高くなる

 

 

 

アルブミンは肝臓だけで作られるタンパク質
血液のたんぱくの半分以上は、アルブミン。
少なくなるとよくない。

 

 

 

血小板は切り傷などをした時に血を止める
役割があります、血小板には他にも肝臓を
硬くなるのを抑える力もあります。
これが下がると、肝臓の繊維が硬くなっている
可能性が高いと思われています。

 

 

 

総ビリルビンは、ヘモグロビンというのがあり
これが肝臓の中で分解されてできる老廃物、そして
胆汁の中に排泄される主な成分で、黄色い色を
しているそうです。

 

 

 

肝臓など、胆管から異常がある場合
肝硬変や胆石などで、胆汁の流れが悪くなった場合
これが血中の中で上がってきて、黄疸になる。
この総ビリルビンが高くなると、肝硬変は
かなり進行していると考えないといけないようです。

 

 

 

肝がんの場合は、腫瘍マーカーを調べます
・AFP
・PIVKA-Ⅱ

という腫瘍マーカー。

 

 

 

これが少しあるだけで肝臓がんとは言えなくて
慢性肝炎でも数値は出る場合があります、3分の1の人は
この腫瘍マーカーが出ない場合もあるようです。
なので、画像検査を駆使して検査をします。
最初に行うのは超音波検査、その他CTやMRI検査をします。

 

 

 

2016年5月10日放送 2日目 肝がんの治療

肝がんはたとえ大きさが2㎝になっていても
症状が出ないことが多いんだそうです。

 

 

 

肝がんの罹患数ですが、1年間で4万人以上が
患うと言われていて、男女比率も同じくらい
そして40歳以降に罹患数が上がっています。

 

 

 

しかし肝がんは早期発見し、尚且つ肝機能が
保たれていれば十分に治せる病です。

 

 

 

肝臓がんといっても2種類あります
1つ目は、肝細胞がん。
肝臓の組織の細胞が、がん化されるもの
95%はこのがんです。

 

 

 

もう一つが胆管がん、と呼ばれるもの。
女優の川島なお美さんを襲ったがん、といえば
わかりやすいかと思います、これは5%しかありません。

 

 

 

肝がんの原因と進行

肝臓がんの原因は、ほとんどがウイルス性なのです。
・C型肝炎ウイルス 65%
・B型肝炎ウイルス 15%
・アルコール、肥満、薬剤など 20%

という事になっています。

 

 

 

慢性肝炎から大体ではありますが、生活環境を加味し
平均で20年から30年で肝がんになると言われています。
なので中高年に多いのです。

 

 

 

肝がんの主な症状です
DSC_1432
なんと10㎝の大きさを超えても症状が出ない
事もあると言われている。

 

 

 

肝がんの主な治療法ですが
・肝切除 手術
・ラジオ波焼灼療法
・肝動脈塞栓療法
・抗がん剤
・肝移植

という事になっています。

 

 

 

どの治療法を選択するのかというと
・がんの大きさ、数、場所
・肝機能がどれだけ保たれているか

という事を考えて選択するそうです。

 

 

 

肝機能が保たれていれば、肝切除が最も
優れた手術だそうです、なんと肝機能が正常であれば
肝臓の70%を切除しても大丈夫なんです。

 

 

 

肝機能が正常に働いているのかどうかを
調べるために、ICG検査というのを行います。
肝臓だけに取り込まれる液体で、肝機能が低下
していると肝臓への滞留時間が長くなります。

 

 

 

次にラジオ波焼灼療法
DSC_1433

 

 

 

肝動脈塞栓療法
DSC_1434
100%ガンを根治出来るという治療法ではなく
ガンを大きくならないように閉じ込める治療法
という認識がいいかもしれません。

 

 

 

ガンを切除した後の生存率ですが
・5年後 56.8%
・10年後 32%

となっています。
手術後10年は定期検診は欠かせません。

 

 

 

肝臓の状態次第では再発しても手術をして
再び切除をするという事も可能です、切除しても
3か月後には再生しているので。
だけど『肝臓の状態が全て』
といっても過言ではないですね。

 

 

 

抗がん剤は、がんの数が多く遠隔転移しているなど
切除不能な場合にもちいられます。
現在使われているのは、分子標的薬の
ソラフェニブという薬。
がん細胞の増殖を抑え、新しい血管が
出来るのを防いでくれます。
副作用は湿疹などの皮膚症状です。

 

 

 

最後の肝移植ですが、条件があります
・比較的早期のがん
・65歳以上
・肝障害度 重度

という条件です。

 

 

 

2016年5月11日放送 3日目 ウイルス性肝炎の治療

教えてくれる先生が変わり
武蔵野赤十字病院の泉並木先生です。
B型肝炎は110万人から140万人が感染していて
C型肝炎は190万人から230万人が感染している。

 

 

 

しかし、医療機関を受診しているのは
B型肝炎で7万人、C型肝炎で37万人しかいません。
ほとんどの方が医療機関を受診していないのですね。

 

 

 

感染していても気づかない人が多いという事でもあります。
検査をするためには血液検査が必要です。
今では無料でやっている所が多い。

 

 

 

治療は、肝炎を発症したら始まります。
またB型肝炎とC型肝炎では治療方法が違い
B型肝炎は、抗ウイルス薬(内服)と
インターフェロン(注射)を行う。

 

 

 

インターフェロンというのは、もともと体の中で
作られているたんぱくなんですが、ウイルスの
増殖を抑える働きがあります、しかし肝炎になると
このインターフェロンの数が足りなくなるため
注射を打つという事になります。

 

 

 

B型肝炎ウイルスというのは非常に強く死滅
させる事が難しいと言われている、なのでウイルスの
増殖を抑えることが重要となる。

 

 

 

治療の第一選択は
抗ウイルス薬、核酸アナログともいいますが
服用すると2週間から半年でウイルス量が減少します。

 

 

 

第一選択として
・エンテカビル
・テノホビル

が使われます、薬剤耐性が出にくい特徴がある。

 

 

 

抗ウイルス薬は数年から10年以上継続して
服用する必要があります。
飲み忘れや自己判断の中断は悪化の危険があります。
この間に薬剤耐性ウイルスが出てくる可能性も!

 

 

 

次にC型肝炎。
治療の目的は、ウイルスを完全に排除することが目的です。

 

 

 

C型肝炎の場合も、抗ウイルス薬が第一選択の治療となる。
2014年以降に出た薬で、95%は内服薬で
完治可能となってきました。

 

 

 

2014年に
・アスナプレビル(スンべプラ)
・ダクラタスビル(ダクルインザ)

一緒に飲みます。

 

 

 

2015年には
・レジパスビル、ソホスブビル(合剤)(ハーボニー)
・パリタプレビル、オムビタスビル(合剤)
 (ヴィキラックス)
・ソホスブビル(ソバルディ)+リバビリン

それぞれ12週間飲むとのこと。

 

 

 

薬はC型肝炎のウイルスの遺伝子型で選択します
DSC_1440
日本人患者で一番多いのが1b型で、これは
インターフェロンが効きにくいタイプです。

 

 

 

ですが問題もあります、2014年にC型肝炎と
診断された60歳男性、遺伝子検査を受けると
1b型と診断されました、その時服用した薬は新薬の
・アスナプレビル
・ダクラタスビル

この二つを半年間服用するのが通常ですが
1か月たってから検査をしたら、ウイルスの量が
増加していたんです。

 

 

 

どうしてか?
治験の段階では85%の人に効果があったのですが
日本人の約2割の方に、ダクラタスビルの
薬剤耐性ウイルスを持っている事が判明したのです。
なのでウイルスが効かなくて増加してしまった。

 

 

 

さらに厄介なのが、薬剤耐性ウイルスを持っている人が
使用すると、更に強いウイルスに変異してしまう
という事があるのです。

 

 

 

じゃあ他の薬を使えばいいのでは?って思うでしょうが
慎重に調べないで服用するとさらに強い
薬剤耐性ウイルスに変異してしまいます。
安易に次の薬を使ってはいけない、という事です。

 

 

 

じゃあどうしたらいいのか?
こういう場合は、インターフェロン治療または
ミノファーゲン製剤で肝細胞を保護します。

 

 

 

薬剤耐性が出来てしまった人に使える新しい
薬は現在開発中という事です。

 

 

 

C型肝炎治療で注意しないといけない事
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耐性ウイルスの有無は、肝臓専門医のいる病院で
精密な遺伝子検査をする必要があります。

 

 

 

次に腎臓の機能低下
eGFR30未満または腎不全の方は
1型のabに使われる薬、レジパスビルとソホスブビル
この2つの薬は使用不可です。

 

 

 

なので腎臓が悪い人の第一選択は
・アスナプレビルとダクラタスビル
となります。

 

 

 

更に耐性がある場合の選択薬は
・パリタプレビルとオムビタスビル
が処方されます。

 

 

 

最後の薬の飲み合わせ
他の持病がある場合、例えば
糖尿病や高血圧、不整脈に脂質異常症にうつ病
これらの薬を服用し、更に肝炎の薬を服用すると
重い副作用の危険があります
必ず医師に相談をしましょう。

 

 

 

2016年5月12日放送 4日目 脂肪肝とNASHの治療

脂肪肝は病気じゃないと思われがちですが
れっきとした病気です、NASHも病気で単純な脂肪肝とは
病態が違い、脂肪肝が原因で起こるが肝障害が
起こる前だとどちらなのか?というのはわからないのです。

 

 

 

脂肪肝になると、動脈硬化や心筋梗塞に脳卒中に
なるリスクが高くなります、NASHの場合も
上記同様なのですが、これに加え肝硬変や肝臓がんに
なるリスクがあります。

 

 

 

糖質や脂質、たんぱく質はエネルギーとして利用
されますが、余ってしまうと肝臓で中性脂肪に
合成されて血管へ流れていきます。

 

 

 

しかし余ったエネルギーが多いと肝臓では中性脂肪が
たくさん生成され溜まっていきます。
この中性脂肪が3割肝臓に溜まると脂肪肝になります。
更に炎症が起こるとNASHと診断されます。

 

 

 

普通の脂肪肝だとNASHにはならないと言われていますが
NASHになってしまうと、肝硬変や肝臓がんのリスクが上がり
肝硬変を経由せず、いきなり肝がんという事もあります。

 

 

 

脂肪肝とNASHの原因は
・肥満(食べ過ぎ、運動不足)
・アルコールの摂りすぎ

が原因となっています。

 

 

 

実はダイエットも原因の一つなのです、理由は
急激なダイエットで食事のバランスが崩れると
脂肪肝になりやすい、肝臓から中性脂肪を運び出す
リポたんぱく質があり、これが不足して
タンパク質が低下すると肝臓に脂肪がたまってしまい
脂肪肝が起こってしまう。

 

 

 

NASHの患者は、糖尿病、脂質異常症、高血圧の人も多い
脂肪肝の検査は、血液検査と超音波検査となっている。
NASHの場合は細胞を取って検査をする。

 

 

 

脂肪肝だから、ひょっとしたらNASHかも・・・って
細胞を切除しないといけない、という事でもなくて
その前に、見極める方法もあり
・炎症反応が高い
・血小板の数値が低い

という事がある場合でも、NASHの疑いが出てくる。
こういう場合に、肝臓の細胞を摂取します。

 

 

 

脂肪肝と診断された場合の治療法は
・適正体重に(食事改善、運動をする)
・アルコールを減らす

 

 

 

寝る2時間前に食事は済ませて、1日30分以上の
早歩きを心がけましょう。

 

 

 

筋肉は第2の肝臓とも言われています。
低下した肝機能の働きを補ってくれるため。

 

 

 

NASHの場合も、脂肪肝と同様の治療を行いますが
注意点があります、NASHの人が使用する薬が決められました。
DSC_1442
上記の病を持っている人がNASHになった場合に
飲む薬という事になります。

 

 

 

上記のような病がない場合のNASHの治療として
ビタミンEを使用します。
以上です。

 

 

 

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