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糖尿病の症状や治療、予防をするためには?

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2016年5月30日放送のきょうの健康、今週は
糖尿病、治療の秘訣という特集。
1日目は、糖尿病2つの原因がテーマ。
教えてくれるのは、国立国際医療研究センターの
植木浩二郎先生です。


 

 

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日本国民には糖尿病患者はどれだけいるのか?

・糖尿病が強く疑われる人 950万人
・予備軍を含めると 2050万人

という事になっています、これは2012年の
データなので、現在の数値はおそらく
増えているのではないでしょうか。

 

 

 

糖尿病になってしまった患者さんの例を
見てみましょう、50代男性の方で
身長は165㎝で体重が75㎏、典型的な
肥満体型です、日々忙しく過ごしていて
食べ物は脂っこい物、アルコールなどを摂取
運動もほとんどしていませんでした。

 

 

 

こうした生活を長期間続けた結果
今年糖尿病という診断が下りました。

 

 

 

明らかに肥満体型の人が糖尿病になりましたが
実は肥満体型だからといって、糖尿病に
なるわけではないのです。

 

 

 

次のケースでは、50代の男性
身長165㎝の体重が60㎏、これは肥満と呼ぶには
全然遠く思いますよね、むしろちょうどいいかなと。
しかし糖尿病を患っているのです。

 

 

 

どうしてでしょうか?
その前に、糖尿病という事について少し詳しく
解説していくことに。

 

 

 

糖尿病の糖、というのはブドウ糖の事で
血液中に流れています、様々な細胞に取り込まれる
エネルギー源として活躍しています。

 

 

 

食事をすることでブドウ糖は増えるんですけれども
それらは、肝臓や筋肉、脂肪組織に
取り込まれて、エネルギー源として蓄えられる。

 

 

 

その結果、血液中のブドウ糖の数は減っていき
食事の前の状態に戻ります。
その際に増えたブドウ糖を調節するのが、すい臓から
分泌されるインスリンというホルモン。

 

 

 

インスリンが働くと、肝臓や筋肉、脂肪組織に
エネルギー源として蓄えられるようにしてくれる。
これが正常な方の体の中で起きている事です。

 

 

 

次に糖尿病の人はどうなるのか?
糖尿病の方はインスリンの働きが上手くいってない
すると、肝臓や筋肉や脂肪組織に
取り込まれなくなるので、血液中にブドウ糖が
異常に残ってしまう。

 

 

 

これがよくいう血糖値が高い状態=糖尿病です。
この糖が全身の血管を傷つけてしまう。

 

 

 

インスリンが働かない理由は?

先ほどの2人のタイプで比べると、肥満の方は
インスリンの分泌は起きていても、インスリンが
効きにくい肥満があると、肝臓や筋肉や脂肪組織に
ブドウ糖を貯える事が出来ないのです
これがインスリン抵抗性とよばれるもの。

 

 

 

インスリン抵抗性の仕組みはというと
インスリンは細胞のドアを
開けるような働きをしていて、そのドアの中に
ブドウ糖を入れていきます。

 

 

 

しかし肥満の方の場合は、肥大した脂肪組織の中から
悪い物質を出してしまい、本来ブドウ糖をためる
細胞のドアを開きにくくさせてしまう。
インスリンが頑張っても、ドアはなかなか開かない
という事は血液中にブドウ糖はたまるという事になる。

 

 

 

次に肥満ではない人の場合、この場合は
インスリンの分泌低下が起こっていると考えられる。
という事は、細胞のドアを開けるのも
インスリンが不足しているため、開ける事が出来ない
もしくは遅れて開けてしまう事になる。
ブドウ糖の量は血中で増えたままです。

 

 

 

肥満じゃない人は、食生活とは違い遺伝的な体質で
糖尿病になってしまい、肥満の方は生活習慣が
原因で糖尿病になってしまった。

 

 

 

糖尿病、日本人の特徴は?

糖尿病患者の肥満度ですが
アメリカ人は肥満指数をさすBMIが30以上が
平均とされていますが、日本人の場合BMIが
25以上で肥満となっています。

 

 

 

どうして差が出るのか?
これはアメリカン人のほうがインスリンの分泌度が
高いためです、日本人は分泌度が弱い。

 

 

 

糖尿病に関係する遺伝子は50個以上あると
言われています、複数の人がこういう遺伝的な
背景を持っていると言われている。
遺伝子変異の数が多いほど、糖尿病の発症
リスクは高くなるという事です。

 

 

 

家族で糖尿病の方がいると、誰かが遺伝的に
引き継ぐ可能性があるので気を付けたいところです。

 

 

 

糖尿病には1型と2型があります、先ほどの2人の
症状は2型糖尿病となっています。
90%以上の方がこの2型糖尿病、1型糖尿病は
自己免疫疾患などが原因で、インスリンの分泌する
すい臓の細胞が壊れて起こります。

 

 

 

糖尿病の治療法

最初は食事と生活習慣を見直すところから始める
それでも効果が薄い場合はお薬を使います。

 

 

 

・食べ過ぎない
・食品の種類を多く
・3食規則正しく
・食物繊維を多く摂る

という事を基本にしていきます。

 

 

 

最近はやりの糖質制限食は有効とされていますが
極端な糖質制限をするのはいけません。
食事療法はずっと続けていかないといけないので
食事のバランスがとても重要です。

 

 

 

次に運動療法ですが
有酸素運動を1日20分から60分を毎日やり
筋力とレーニンも併せて行うと効果的です。

 

 

 

2016年5月31日放送 2日目 薬の効き方を知ろう

糖尿病の飲み薬だけでこれだけあります
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結構ありますね、新しいタイプの薬も続々と
追加されてきているようです。

 

 

 

いずれの飲み薬も血糖値を下げる効果がある
しかし下げる仕組みは様々あります、それには
糖尿病のタイプを理解する必要がある。

 

 

 

前回の放送で、糖尿病は2つのタイプがあると
言いました
・インスリン抵抗性
・インスリン分泌低下

この2つをとっても飲み薬は違っていて
インスリン抵抗性には、改善をする薬
インスリン分泌低下には、分泌促進の薬
という風に。

 

 

 

インスリン抵抗性を改善する薬

・ビグアナイド薬 肝臓に作用する
ブドウ糖の放出を抑える薬

 

・チアゾリジン薬 脂肪組織に作用する
悪い物質の分泌を抑制し、インスリンの効きが
良くなって血中から糖が減っていくという薬

 

 

 

インスリン分泌低下の薬

・速効型インスリン分泌促進薬(グリニド薬)
すぐに効くが効果も早く切れる、食前に飲んでもらい
食後に血糖が上がっている人に向いている薬です。
低血糖を起こしやすい。

 

・スルホニル尿素薬
低血糖を起こしやすい。

 

・DDP-4阻害薬
現在では最も多く使われている、1日1回が主、週1回
服用すればいいような製剤も出ました。
低血糖を起こしにくい

 

 

 

低血糖に気を付ける

低血糖は、血液中の糖が多いから糖尿病というのですが
これを薬などで糖を減らしていくとなる場合があります。
糖が血液中に少ない状態。

 

 

 

食事を抜く、食事が少ない、仕事や運動で身体を
激しく動かす、というのは低血糖が起こりやすい。
このような症状が出てきます。
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対処としては、砂糖やブドウ糖を含む食べ物を
口に入れてください。

 

 

 

糖尿病の飲み薬は他に、α—グルコシダーゼ阻害薬
という薬があり、小腸に作用し摂りいれた
炭水化物をブドウ糖に変えるスピードを遅くする
そしてブドウ糖がゆっくり吸収されていきます。

 

 

 

もう一つの、SGLT2阻害薬は2014年に登場した
最も新しい薬、これは腎臓に作用する薬。
血液中に糖があふれているので、これを尿として
大量に排泄させ血中の糖を減らす、という薬です。

 

 

 

糖尿病の副作用はどういうものがあるのか?

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自分で打つインスリン製剤は、インスリン分泌低下を
補う製剤です、1型糖尿病の方が使われることが多い。
2型糖尿病でもインスリン分泌低下で使う事もある。

 

 

 

飲み薬以上に低血糖に気を付ける必要があります
食事の時間や量によっては、効きすぎる事もあるため。
これ以外に薬はないかというと、2010年に
新しく出てきた、GLP-1受容体作動薬というのが
登場しました。

 

 

 

これは血糖値が高くなる時のみ、インスリンの
分泌を促進してくれるものです、1日1回だけでよくて
週1回で良い製剤も登場しました。

 

 

 

どんな人が使っているのかというと
くすりの効きが悪く
思うように血糖値をコントロールできていない
場合の人にはもちいられるようです。

 

 

 

2016年6月1日放送 3日目 合併症を食い止める

糖尿病といえば、合併症が怖いですね。
特に多いのがこの3つです。
・糖尿病網膜症 ひどくなると失明
・糖尿病腎症 ひどくなると人工透析
・糖尿病神経障害 ひどくなると切断

 

 

 

他にも、血管の動脈硬化を進めてしまい
放っておくと、脳梗塞や心筋梗塞を起こしてしまう。

 

 

 

合併症を患ってしまう人は多く
・3大合併症は、糖尿病患者の2割から4割が発症
・脳梗塞の危険性が薬2倍にアップ
・心筋梗塞などの危険性が2倍から4倍にアップ

なんとも恐ろしいですね・・・

 

 

 

糖尿病の合併症=血管の障害で起こってしまう
三大合併症は目の周りや腎臓の細い血管が壊れ
動脈硬化は太い血管が壊れていく。

 

 

 

糖尿病網膜症

網膜には細い血管がたくさんあります、網膜症は
この細い血管が壊れていきます、詰まった血管の先で
新生血管が出来たり、増殖膜という組織も作る
これが硝子体と癒着をし変形をさせていく
加齢などで硝子体が縮んでいくと、網膜が剥がれ
視力が著しく低下したり、場合によっては失明する。

 

 

 

自覚症状がわかりにくい、わかった時にはすでに
進行をしていると思った方がいいでしょう
眼底検査を定期的に受ける必要があります。

 

 

 

網膜症の予防や治療で重要なのが血糖の管理。
HbA1cの値を7.0未満でキープする必要がある
発症を抑えたり、進行を遅らせたりする。
これは網膜症以外の3大合併症にも言える事です。

 

 

 

網膜症が進行した場合は
・光凝固療法(レーザー治療)
・手術
・薬(抗VEGF抗体など)

 

 

 

糖尿病腎症

腎臓は簡単にいうと尿を作る臓器、ここから
老廃物や、余分な水分や塩分を排出します。
腎臓には糸球体という、極細の血管が玉のように
なっているものが多数あります。

 

 

 

この糸球体が全身から流れてくる血液の老廃物等を
取り除き尿を作る。
腎症は、この糸球体が壊れていく。
すると、老廃物や塩分、水分が排出できず
反対に体に必要な、たんぱくがもれていきます。

 

 

 

この腎症も自覚症状が全くなくて、気づけば進行を
しているという事になります。
早期発見には、尿中アルブミン検査をする必要がある。
糖尿病の方は、この検査を半年から1年に1回は
受けないといけない。

 

 

 

腎症の予防と治療がこちら
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悪化すると透析治療も視野に入れないといけない。
腎臓がボロボロになると、老廃物などをろ過
出来なくなるためです。

 

 

 

糖尿病神経障害

・足の指や裏のしびれや痛み
・感覚マヒ

などが症状としてしばしば現れる
末梢神経が傷ついて起こるものです。
他にも、胃のもたれや便秘、下痢、立ちくらみなども。

 

 

 

神経障害の予防と治療がこちら
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上記の他にも合併症はたくさんありますが、特に最近
重要視しているのが、がんと認知症です。
1部ではありますがこんなデータがあります
・ガン
肝臓がん 2.0倍アップ
すい臓がん 1.9倍アップ
大腸がん 1.4倍アップ
・認知症
アルツハイマー型 2.1倍アップ

 

 

 

インスリンを使っているため、血中濃度が上昇します
するとインスリンというのは細胞の増殖を
する性質があるため、がん細胞も増殖を促す
可能性もあるため、合併症に関係すると言われているのです。

 

 

 

2016年6月2日放送 4日目 高齢者の糖尿病

糖尿病患者の血糖管理の目標というのが
最近定められるようになり、一般成人だと
HbA1cは7.0未満、という事になっていますが
高齢者になると、7.0~8.5未満という少しゆるく
した管理目標となっています。

 

 

 

こうなった最大の理由は、低血糖を避けながら
糖尿病を治療するという事です。

 

 

 

HbA1cと合併症の危険度を調べていくと、高齢者の
管理目標の数値の部分はそれほど危険度が
著しくアップするという事にはなっていなくて
死亡率にしても管理目標の数値が一番低いと
なっています。

 

 

 

また高齢者は低血糖が起こりやすい状態と
なっています、理由は薬を分解排泄する機能が低下し
薬が想像以上に効いてしまう、という事があるため。

 

 

 

重い低血糖にもなる可能性もあり、そうなると
・心筋梗塞、脳梗塞 
・認知機能低下 
・転倒骨折
 
というリスクが大きくなります。
高血糖と同じくらい低血糖を避けないといけない。

 

 

 

低血糖を防ぐには気を付けないといけないことがある
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高齢者の目標値というのは定められるようになり
一つの指標としてこのようになっている
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お薬を使っている場合、年齢でも変わってくる
お薬を服用してない場合は7.0%未満。
65歳から74歳で7.5%未満、75歳以上で8.0%未満。

 

 

 

その他のカテゴリーはこのようになっている
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健康状態でこれだけ変わるんですね・・・

 

 

 

HbA1cの下限の値というのも示されていて
上記の数値の1%を引いた値が下限となっている。
これを下回ると、低血糖になる可能性が高い。

 

 

 

あと、筋肉が減れば糖尿病が悪化する
という事も覚えておきましょう
筋力の減少が進んだ状態を
サルコぺニアといいます。

 

 

 

どうしてこうなってしまうのかというと、筋肉が
減少してしまうと、普通ならブドウ糖を消費するため
筋肉の中に取り込んでくれるんですが
それが減少し、血液中に糖が残ってしまう
そしたら血糖値が上がってしまう。
ブドウ糖を消化するほど、筋肉がないという事です。

 

 

 

なので糖尿病患者で高齢者の方は、運動を
積極的に行う事が推奨されています。
以上です。

 

 

 

 

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